株式会社ラックは7月22日、アライドテレシス株式会社が販売するUTM&VPNルータ「AR4050S/AR3050S」に、ラックが蓄積する「脅威情報リスト」を提供すると発表した。同製品は、高度化・巧妙化の一途をたどる深刻なサイバー攻撃に対して、複数のセキュリティ対策をひとつの機器で対処できるよう設計された、次世代ファイアウォール搭載のUTM&VPNルータ。同製品に提供される「脅威情報リスト」は、ラックが運営するセキュリティ監視センター「JSOC」での運用監視やセキュリティ診断、緊急対応サービスなどのサービスを運営する過程で蓄積された、不正と認識されたIPアドレスを含む情報群となる。この情報を活用することにより、ラックが認知する不正サイトに対しクライアントがアクセスすることを停止したり、外部からの通信を拒否するなどの機能を実現できるという。