「カスペルスキー セキュリティインテリジェンスサービス」で国内の法人向け市場に本格参入(カスペルスキー) | ScanNetSecurity
2024.04.20(土)

「カスペルスキー セキュリティインテリジェンスサービス」で国内の法人向け市場に本格参入(カスペルスキー)

 カスペルスキーは20日、サイバー攻撃に対する法人向けサービスとして「カスペルスキー セキュリティインテリジェンスサービス」を開始したことを発表した。

製品・サービス・業界動向 業界動向
 カスペルスキーは20日、サイバー攻撃に対する法人向けサービスとして「カスペルスキー セキュリティインテリジェンスサービス」を開始したことを発表した。

 同社は個人向けセキュリティ製品などで大きなシェアを持つが、同サービスで日本国内の法人向け市場に本格参入するものとなる。世界展開する8種類のサービスに加えて、日本市場向けに開発した3種類のサービスを加えた計11サービスで構成されている。

 これまでの、サイバー攻撃に対する「防御」が中心だったアプローチに加えて、標的型攻撃の「発見」、発生したインシデントへの「対処」、最新サイバー攻撃やセキュリティリスクの「予見」、組織内のセキュリティ意識向上、担当者スキル育成などの「教育」といった4つのアプローチを加えた性質を持っている。

 日本独自サービスとしては、マルウェア緊急対応判定サービス、インシデントレスポンスサービス、インシデントレスポンストレーニングが追加されており、緊急時の対応支援をはじめ、セキュリティ技術者や管理屋向けのトレーニングなど含んだものとなっている。

 また、世界共通のサービスとしては、サイバーセキュリティトレーニングというアプローチで、サイバーセキュリティの認識、ITスタッフのセキュリティ教育、脅威インテリジェンスサービスとして、脅威データのフィード、ボットネットの追跡、インテリジェンスレポート、エキスパートサービスとして、インシデントの調査、侵入テスト、アプリケーションセキュリティの評価サービスがあり、さらに細かく分類されたメニューで構成されている。

サイバー攻撃に複合的に対処、法人向けインテリジェンスサービス

《防犯システム取材班/小菅篤@RBB TODAY》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×