独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月14日、Accelaが提供する「Civic Platform Citizen Access portal」には、複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは6.3。なお、影響を受けるバージョンは不明としている。「Civic Platform Citizen Access portal」には、クロスサイトスクリプティング(CVE-2016-5660)および危険なタイプのファイルの無制限アップロード(CVE-2016-5661)の脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行されたり、ユーザによって任意のファイルをアップロードされ、サーバ上で実行される可能性がある。JVNでは、開発者は対策に関する情報については開発者のサポート窓口に連絡するよう発表していることから,開発者にコンタクトするよう呼びかけている。