独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月1日、Zoho Corporationが提供する特権ID管理ソフト「ManageEngine Password Manager Pro」にクロスサイトリクエストフォージェリ(CSRF)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは6.3。「ManageEngine Password Manager Pro 8.5(Build 8500)より前のバージョン」には、CSRFの脆弱性(CVE-2016-1161)が存在する。この脆弱性が悪用されると、当該製品にログインした状態のユーザが細工されたURLにアクセスした場合、ユーザアカウントの新規追加や削除を行われる可能性可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。