月例セキュリティ情報12件を公開、最大深刻度「緊急」は4件(日本マイクロソフト) | ScanNetSecurity
2024.04.20(土)

月例セキュリティ情報12件を公開、最大深刻度「緊急」は4件(日本マイクロソフト)

日本マイクロソフトは、2015年11月のセキュリティ情報を公開した。公開されたセキュリティ情報は12件で、このうち最大深刻度「緊急」が4件、「重要」が8件となっている。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
日本マイクロソフト株式会社は11月11日、2015年11月のセキュリティ情報を公開した。公開されたセキュリティ情報は12件で、このうち最大深刻度「緊急」が4件、「重要」が8件となっている。修正された脆弱性は、CVEベースで53件(重複4件)。今回発表された内容は以下の通り(深刻度順)。

「緊急」
MS15-112:Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(3104517)要再起動
MS15-113:Microsoft Edge 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(3104519)要再起動
MS15-114:リモートでのコード実行に対処する Windows Journal 用のセキュリティ更新プログラム(3100213)再起動が必要な場合あり
MS15-115:リモートでのコード実行に対処する Microsoft Windows 用のセキュリティ更新プログラム(3105864)要再起動

「重要」
MS15-116:リモートでのコード実行に対処する Microsoft Office 用のセキュリティ更新プログラム(3104540)再起動が必要な場合あり
MS15-117:特権の昇格に対処する NDIS 用のセキュリティ更新プログラム(3101722)要再起動
MS15-118:特権の昇格に対処する .NET Framework 用のセキュリティ更新プログラム(3104507)再起動不要
MS15-119:特権の昇格に対処する Winsock 用のセキュリティ更新プログラム(3104521)要再起動
MS15-120:サービス拒否に対処する IPSec 用のセキュリティ更新プログラム(3102939)再起動が必要な場合あり
MS15-121:なりすましに対処する Schannel 用のセキュリティ更新プログラム(3081320)要再起動
MS15-122:セキュリティ機能のバイパスに対処する Kerberos 用のセキュリティ更新プログラム(3105256)要再起動
MS15-123:情報漏えいに対処する Skype for Business および Microsoft Lync 用のセキュリティ更新プログラム(3105872)再起動が必要な場合あり

このうち、MS15-115(CVE-2015-6109)、MS15-116(CVE-2015-2503)、MS15-120(CVE-2015-6111)、MS15-121(CVE-2015-6112)は脆弱性情報が一般に公開されていた。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×