日本マイクロソフト株式会社は8月19日、緊急のセキュリティ情報1件を定例外で公開した。公開されたセキュリティ情報は「MS15-093:Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(3088903)」で、Windowsクライアント上のInternet Explorer(IE)7、8、9、10、11(深刻度:緊急)、Windowsサーバ上のIE 7、8、9、10、11(深刻度:警告)が影響を受ける。なお、影響を受ける環境にはWindows 10も含まれる。今回のセキュリティ情報により修正される脆弱性はメモリ破壊の脆弱性「CVE-2015-2502」で、細工されたWebページを表示することでリモートからコードを実行される可能性がある。この更新プログラムは、Windows Updateを介して入手、適用できる。