FAX受信通知や企業名を騙るメールを複数検知、30件でマルウェアをDL(日本IBM) | ScanNetSecurity
2019.12.10(火)

FAX受信通知や企業名を騙るメールを複数検知、30件でマルウェアをDL(日本IBM)

日本IBMは、Tokyo SOCにおいてレンタルオフィスのFAX受信通知を装ったり、実在する企業名およびそれに類似した企業名を騙ったりする不審なメールを日本国内の複数の環境で検知したとして、注意を呼びかけている。

脆弱性と脅威 脅威動向
日本アイ・ビー・エム株式会社(日本IBM)は10月28日、Tokyo SOCにおいてレンタルオフィスのFAX受信通知を装ったり、実在する企業名およびそれに類似した企業名を騙ったりする不審なメールを10月27日午前6時頃から正午まで、日本国内の複数の環境で検知したとして、注意を呼びかけている。このメールには、不正なマクロを含むMicrosoft Word(doc)ファイルが添付されており、マクロが実行されて攻撃が成功すると、不正なWebサーバからマルウェアがダウンロードされることを確認したという。

このマルウェアは、オンラインバンキングの認証情報の窃取を目的とするものと見られ、該当の不審なメールに添付されているファイルの名称は「10280.doc」「2610-099189.doc」「2F4A8C1B-9DB6-4749-AA9C-9ED67A419132-574-IF.doc」が確認されている。これは標的型攻撃ではなく、不特定多数に対しばらまかれたものと判断している。Tokyo SOCではこの不審なメールを18,000通以上検知しており、特に午前7時台から8時台にかけての検知数が顕著であった。メールの開封率を上げるために日本国内の始業時間を狙って送信された可能性が高いとしている。また、添付ファイルが開かれて不正なマクロが実行された結果として発生しているマルウェアのダウンロードは10月27日に30件あったという。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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