社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は10月27日、埼玉県警生活経済課と武南署が10月26日、著作権者に無断でカーナビゲーション用ソフトの海賊版を販売していた埼玉県川口市の会社員男性(38歳)を著作権法違反(海賊版譲渡)の疑いで逮捕したことを著作権侵害事件として発表した。男性は2015年5月18日頃から同年8月3日頃までの間、前後4回にわたり、株式会社ゼンリンが著作権を有する地図データベースである「BMWナビゲーション・システム地図データ・アップデート NBT用(2015年版)」が記録されたUSBメモリ計4個を、インターネットオークションを通じて埼玉県の購入客など4名に対し合計54,200円で販売していた。男性は、「遊興費のために海賊版を販売した」などと供述しているという。