米Adobe Systems(アドビ)は10月14日(米国時間)、「Adobe Flash Player」のセキュリティアップデートの事前通知(APSA15-05)を公開した。アドビでは前日にセキュリティアップデート(APSB15-25)を公開しているが、公開後に重大な脆弱性が確認された。アドビでは、同脆弱性に対するアップデートを10月19日の週に公開するとしている。本アップデートに対応する製品は、Windows版およびMacintosh版の「Adobe Flash Player 19.0.0.207およびそれ以前」「同18.0.0.252およびそれ以前」、Linux版の「Adobe Flash Player 11.2.202.535およびそれ以前」。同社では、この脆弱性を悪用した限定的な標的型攻撃を確認しているという。攻撃に成功すると、システムをクラッシュされたり乗っ取られるなどの影響を受ける可能性がある。