アドビ株式会社は2月26日、電子サイン使用に関するグローバル調査を実施し、調査結果を発表した。本調査では2020年12月7日から10日に、日本、アメリカ合衆国、ヨーロッパ、日本を除くアジア太平洋地域で過去1年間に電子サインを1回以上使用したことがある18歳以上の男女計4,662名を対象にインターネット調査を実施、その結果を公表した。同調査によると、「パンデミックが収束したあとも、電子サインを使い続けますか?」の問いに対し、グローバル平均で8割弱(76.3%)が「使い続ける」と回答し、日本では約6割(59.5%)が継続使用を希望する結果となった。また、「電子サインは安全だと思いますか?」の問いには、グローバル平均で3分の2(66.8%)が「安全だと思う」と回答したのに対し、日本は3分の1強(36.8%)と低く、逆に「そう思わない」が19.5%とグローバル平均(9.8%)の約2倍になった。また、「どちらでもない」は43.7%と国際平均の2倍となり、計80.5%が電子サインを安全またはどちらでもないと回答した。