米Adobe Systems(アドビ)は7月8日(米国時間)、「Adobe Reader」および「Acrobat」のセキュリティアップデート(APSB15-15)の事前通知を発表した。アップデートの対象となるのは、Windows版およびMacintosh版の「Acrobat Reader DC Continuous 2015.007.20033」「Acrobat DC Continuous 2015.007.20033」「Acrobat Reader DC Classic 2015.006.30033」「Acrobat DC Classic 2015.006.30033」「Adobe Reader XI(11.0.11)およびそれ以前」「Adobe Reader X(10.1.14)およびそれ以前」「Adobe Acrobat XI(11.0.11)およびそれ以前」「Adobe Acrobat X(10.1.14)およびそれ以前」。これらのバージョンには、「Critical」とされる脆弱性が存在する。アドビでは脆弱性に対応したバージョンを7月14日に公開予定としており、その際に詳細情報を公開するとしている。なお、同社は「Adobe Flash Player」のセキュリティアップデートも合わせて公開している。