Adobe ReaderとAcrobatのセキュリティアップデートを公開(アドビ) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

Adobe ReaderとAcrobatのセキュリティアップデートを公開(アドビ)

アドビは、「Adobe Reader」および「Acrobat」のセキュリティアップデートを発表した。これは、5月8日に同社が事前情報として発表していたもの。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
米Adobe Systems(アドビ)は5月12日(米国時間)、「Adobe Reader」および「Acrobat」のセキュリティアップデート(APSB15-10)を発表した。これは、5月8日に同社が事前情報として発表していたもの。対象となるのは、Windows版およびMacintosh版の「Adobe Reader XI(11.0.10)9およびそれ以前」「Adobe Reader X(10.1.13)およびそれ以前」「Adobe Acrobat XI(11.0.10)およびそれ以前」「Adobe Acrobat X(10.1.13)およびそれ以前」。

これらのバージョンには、解放後使用やヒープオーバーフロー、メモリ破損などが原因で、コード実行やDoS攻撃、情報漏えいなどの影響を受ける脆弱性が存在する。解消される脆弱性は、CVEベースで34件。アドビによる優先度の評価は「1」と、事前通知の「2」よりも高くなっている。また同社は「Adobe Flash Player」のセキュリティアップデートも合わせて公開している。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×