綜合警備保障株式会社(ALSOK)は7月2日、小学生の子供を持つ働く女性を対象とした「小学生と母親の安全に関する意識調査」の結果を発表した。これは6月11日から16日、インターネット調査により実施したもの。有効回答数は500名。調査結果によると、母親の89.2%が子供の日常について心配事を抱えていることが明らかになった。また、85.8%の母親が「夏休みは子供への危険が増す」と感じており、その理由に「自由に使える時間が増えるから」を挙げている。子供の居場所を把握する必要があると感じている母親は94.8%だが、実際に居場所を把握できていない母親は17.2%となっている。一方、小学生の6割は登下校時に防犯ブザーを持ち歩いているが、帰宅後の所持率は1~2割に減少している。インターネット利用においては、半数の母親は小学生にインターネットを使わせていないと回答しているが、SNSやトークアプリを利用している子供の母親の3割は、子供の連絡先を把握していないことも明らかになっている。なお、子供に危険回避の教育をしてもらうなら「尾木ママ」がいいと6割が答えている。