【Interop 2015】次世代ファイアウォール機能、マルウェア対策、DDoS、WAF、LBなどのセキュリティ機能を統合(シスコシステムズ) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

【Interop 2015】次世代ファイアウォール機能、マルウェア対策、DDoS、WAF、LBなどのセキュリティ機能を統合(シスコシステムズ)

 シスコシステムズは幕張メッセで開催中の展示会「Interop Tokyo 2015」にて、ASAシリーズの最上位に位置づけられる製品として、日米同時発表の「Firepower9300」が展示され、大きな注目を浴びていた。

研修・セミナー・カンファレンス セミナー・イベント
 シスコシステムズは幕張メッセで開催中の展示会「Interop Tokyo 2015」にて、ASAシリーズの最上位に位置づけられる製品として、日米同時発表の「Firepower9300」が展示され、大きな注目を浴びていた。

 これは基本的な次世代ファイアウォール機能に加え、マルウェア対策、DDoS、WAF、LBなどのセキュリティ機能を統合できる超高速セキュリティサービスプラットフォーム(以下、SSP)だ。

 このSSPは大型シャーシに各モジュールを組み込んでセキュリティ機能を統合できるもので、ユニットあたり従来よりパフォーマンスを600%ほど向上し、ポート密度も30%ほど高くなるように設計されている。

 本体は、アプリケーションのデプロイとオーケストレーション(統合管理)が可能な「スーパーバイザー」、10GbE/40GbE、および100GbE(対応予定)の「ネットワークモジュール」、Cisco製品(ASAシリーズ、次世代FW/IPS)あるいはサードパーティ製品(DDoS、LBなど)のカスタムビルドが可能な「セキュリティモジュール」で構成される。

 たとえば、現在のところサードパーティ製品として、ラドウェアのDDoS対策製品に対応する予定だ。これ以外の機能についても、今後さまざまなサードパーティとOEM連携していくそうだ。

 まだ展示品はベータ版であり、今年夏ぐらいに新製品としてリリースされるものだが、すでにShowNetのNOCにてファイアウォールとして動態展示中だ。

 また今回、次世代IPSとマルウェア防御を統合した次世代ファイアウォールの新製品として「ASA 5506-X with FirePOWER Services」も展示。これは従来の5500-Xの最小モデルとなっている。

【Interop 2015 Vol.13】シスコ、世界初公開の最新セキュリティサービスプラットフォーム「Firepower9300」を発表

《井上猛雄@RBB TODAY》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×