1月の特殊詐欺状況を発表、2014年12月よりは減少傾向に(警察庁) | ScanNetSecurity
2024.03.28(木)

1月の特殊詐欺状況を発表、2014年12月よりは減少傾向に(警察庁)

警察庁は、2015年1月の「特殊詐欺認知・検挙状況等について」を発表した。

脆弱性と脅威 脅威動向
警察庁は3月2日、2015年1月の「特殊詐欺認知・検挙状況等について」を発表した。これによると、1月の特殊詐欺の認知件数は1,099件(2014年12月は1,470件)で、このうち振り込め詐欺の認知件数は1,010件(同1,335件)で、このうち946件が既遂(同1,268件)、被害総額(既遂のみ)は30億3,363万円(同46億7,158万円)、検挙件数は163件(同227件)、検挙人員は126名(同157名)であった。オレオレ詐欺では、認知件数が401件(同544件)、このうち351件(同496件)が既遂、被害総額は11億7,041万円(同17億29万円)、検挙件数は90件(同100件)、検挙人員は90名(同96名)となった。

架空請求詐欺の認知件数は321件(同460件)で、このうち307件(同441件)が既遂、被害総額は15億3,079万円(同25億6,560万円)、検挙件数は30件(同39件)、検挙人員は13名(同36名)となっている。形態別で見ると、「有料サイト利用料金等名目」が119件、「訴訟関係費用等名目」が25件、「情報購入代金等名目」が10件であった。このほか融資保証金詐欺が47件(同59件)で被害総額5,950万円(同1億2,313万円)、携帯電話端末詐欺が23件(同34件)などとなっている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

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