独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月27日、ASUS JAPAN株式会社が提供する複数の無線LANルータに複数の脆弱性(CVE-2014-7270、CVE-2014-7269)が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSSによるBase Scoreは前者が2.6、後者が5.2。「RT-AC87U Firmware version 3.0.0.4.378.3754 およびそれ以前」など複数のシステムの管理画面には、クロスサイトリクエストフォージェリおよびOSコマンドインジェクションの脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、当該製品にログイン可能なユーザによって、任意のOSコマンドを実行されるなど複数の影響を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとにファームウェアをアップデートするよう呼びかけている。