米Lookoutは4日、スマートフォンに出荷時から混入されていた新たなマルウェア「DeathRing」に関する情報を公開した。 「DeathRing」は、中国製のトロイの木馬。主にアジア、アフリカ諸国で流通しているいくつものスマートフォンに、出荷時から仕込まれているという。着信音アプリに見せかけているが、実際は外部から不正プログラムをダウンロードし、個人情報を詐取したりする。また起動条件が特殊で、スマートフォンを5回再起動したとき、50回以上端末からスリープと復帰を繰り返したときに、動作するとみられる。 今回米Lookoutは、DeathRingの感染が確認された機種として、以下のリストを公表している。・偽造品のSamsung GALAXY S4/Note II・TECNOのさまざまなデバイス・Gionee Gpad G1・Gionee GN708W・Gionee GN800・Polytron Rocket S2350・Hi-Tech Amaze Tab・Karbonn TA-FONE A34/A37・Jiayu G4S - Galaxy S4 Clone・Haier H7・メーカー不詳Samsung i9502+のコピー製品 これらは、ベトナム、インドネシア、インド、ナイジェリア、台湾、中国などで流通している機種で、孫請けメーカー(ティア3)の製品だ。システムフォルダにプレインストールされているため、セキュリティベンダーがこのマルウェアを駆除することはできないため、請求書を常にチェックして、不審な課金がないか確認するといった手段しか対策はないようだ。
マルウェア作家が BusyBox の利用者に Shellshock を悪用した攻撃を仕掛ける~2014 年になっても、一部の人々はまだデフォルトのユーザー名とパスワードを利用している(The Register)2014.11.28 Fri 8:30
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