独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は1月19日、日本トータルシステム株式会社が提供するオープンソース(OSS)のグループウェア「GroupSession」にオープンリダイレクトの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは4.7。株式会社ファイブドライブの日留川紀彦氏が報告を行った。「GroupSession バージョン 4.7.0 およびそれ以前」には、オープンリダイレクトの脆弱性(CVE-2017-2166)が存在する。この脆弱性が悪用されると、細工されたURLにアクセスすることで任意のWebサイトにリダイレクトされる可能性があり、結果としてユーザがフィッシング詐欺などの被害に遭う可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。
Oracle Weblogic Server の wls-wsat コンポーネントにおけるデシリアライゼーションの不備により遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性(Scan Tech Report)2018.1.15 Mon 8:30