株式会社キャネット(鹿児島市)は7月14日、4月24日に公表した不正アクセスによる個人情報流出について、第4報を発表した。
同社では、会員ページへの不審なログイン履歴について指摘があったことに加え、顧客から不審なSMSを受信したとの連絡があり、システム会社による調査を実施した結果、外部からの不正アクセスが判明していた。
同社で、外部専門業者に委託し、原因究明と被害範囲の特定に向けたフォレンジック調査(ログ分析およびデジタル鑑識)を実施した結果、会員ページを管理するシステムの認証情報の管理またはプログラム上の脆弱性を突いた外部からの不正アクセスが行われたことが原因で、攻撃者が会員ページのログイン情報等を閲覧できる状態にあったことが判明している。また、同社社員による関与がなかったことを確認している。
漏えいした可能性があるのは、会員ページに登録されている顧客の氏名、住所、連絡先、勤務先、債務の状況、金融機関口座情報、ログイン情報。
同社では対象の顧客に個別に連絡を行っている。
なお同社では、二次被害(同社を名乗る不審な連絡や詐欺行為)を防止し、顧客が安心して取引できる環境を整えるため、今後、「ショートメッセージサービス(SMS)による全ての案内」と「携帯電話(080/090/070等で始まる番号)からの電話発信」を用いた顧客への連絡を全面的に廃止し、今後は下記の連絡方法に限定する。
・公式サイト上のマイページ
・お知らせ欄
・同社ドメイン(@canet-k.com)から送信されるメール
・同社固定電話番号からの電話発信
同社では今後、下記の再発防止策を徹底するとのこと。
1.システムの脆弱性改修:不正アクセスの足がかりとなった脆弱性および認証ロジックを見直し、順次修正する。
2.監視体制の強化:24時間365日の不正侵入検知システムおよびログ監視体制を強化し、異常なアクセスを即座に遮断する仕組みを構築。
3.委託先への管理監督強化:システムの運用開発を委託している事業者に対するセキュリティ基準の見直しと、定期的な監査を実施。
4.社内セキュリティ教育の徹底:全役職員に対する情報セキュリティ意識の向上と、事案発生時の初動対応プロセスの再徹底を図る。




