一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は11月7日、平成26年度上半期の著作権侵害対策支援活動の状況について発表した。これによると、会員が被害を受けた著作権侵害事件への支援について、刑事摘発が行われた件数は14件で、平成25年度上半期(17件)から3件の減少となった。また、著作権侵害の「場」は、ファイル共有ソフト「Share」の悪用による無許諾アップロードや、インターネットオークションの悪用による海賊版販売が多数を占めたが、海外の動画投稿サイト「FC2動画」での違法アップロードや海賊版ソフトウェアの業務使用など、新たな場や態様による著作権侵害事件が見られた。組織内におけるソフトウェアの不正コピーに関しての情報提供を受け付けたことも挙げている。