独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月28日、QNAP Systemsが提供するTurbo NAS用のOS「QNAP QTS」にOSコマンドインジェクションの脆弱性(CVE-2014-7169、CVE-2014-6271)が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSSによるBase Scoreは10.0。「QTS 3.8.0 から 4.1.1 まで」には、GNU Bashの脆弱性に起因するOSコマンドインジェクションの脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、アプリケーションの権限で任意の OS コマンドを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとにファームウェアを最新版にアップデートするよう呼びかけている。