Android版アプリ「スマ保」に暗号通信の盗聴などが行われる脆弱性(JVN) | ScanNetSecurity
2024.03.29(金)

Android版アプリ「スマ保」に暗号通信の盗聴などが行われる脆弱性(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、三井住友海上火災保険が提供するAndroid 版アプリ「スマ保」に、SSL/TLSサーバ証明書の検証不備の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月23日、三井住友海上火災保険株式会社が提供するAndroid 版アプリ「スマ保」に、SSL/TLSサーバ証明書の検証不備の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。

「Android 版 スマ保 ver3.0.0 およびそれ以前」「Android 版 スマ保『運転力』診断結果送信 ver1.2.2 およびそれ以前」には、SSL/TLSサーバ証明書の検証不備の脆弱性(CVE-2014-7242)が存在する。この脆弱性が悪用されると、中間者攻撃(man-in-the-middle attack)による暗号通信の盗聴などが行われる可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートするよう呼びかけている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×