「PacSec 2014セキュリティカンファレンス」が11月12日および13日、青山ダイヤモンドホール(東京)において開催される。カナダdragostech.com inc.の主催による本カンファレンスは、PWN2OWN脆弱性発見コンテストで知られる「CanSecWestセキュリティカンファレンス」の日本版。国際的セキュリティ専門家の最新研究の講義を直接聞ける貴重なカンファレンスとなる。2日間にわたるカンファレンスでは、47本の応募から厳選された12組のスピーカーが講義を行う。今年は、「BlackHat USA」や「HITB」などでも話題になった、BadUSBとUSBarmoryとのUSB関連の問題を洗い出す二本立て、またアメリカのネットトラフィックの1/3を扱っているNetflixの大規模クラウドでのセキュリティ、日本でもISPで問題にされているBGP、インターネット投票の問題点の調査などが注目されている。モバイル関係のトークもARMプロセッサ関連も含め4本が開催予定。また前回に続き、モバイルデバイス脆弱性発見に特化した賞金付きコンテスト「Mobile Pwn2Own」がHP社Zero Day Initiativeとの協力で同時開催される。賞金総額は約4,300万円となっており、注目を集めている。参加登録はPacSec 2014の公式サイトから行える。11月6日までは、2日間通しパスが95,000円(当日は120,000円)、1日パスが57,000円(当日は70,000円)。(ともに税別、レセプションディナー料含む)