一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月16日、「Oracle Java SE」のクリティカルパッチアップデートに関する注意喚起を発表した。これはオラクルが「Oracle Critical Patch Update Advisory - July 2014」を公開したことを受けたもの。一部メーカー製PCでは、JREがプリインストールされている場合があるため、利用中のPCにJREがインストールされているかどうかを確認すべきとしている。Oracle社の「Java SE JDK/JRE 7 Update 60 およびそれ以前」「Java SE JDK/JRE 8 Update 5 およびそれ以前」には、複数の脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者にJavaを不正終了させたり、任意のコードを実行される可能性がある。JPCERT/CCでは、Oracle社が提供する修正済みソフトウェア(Java SE JDK/JRE 7 Update 65、Java SE JDK/JRE 8 Update 11)へアップデートするよう呼びかけている。