NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)セキュリティ被害調査WGは7月7日、「2012年 情報セキュリティインシデントに関する調査報告書」を公開した。本報告書は、2012年に新聞やインターネットニュースなどで報道された個人情報漏えいインシデントの情報を集計、漏えいした組織の業種、漏えい人数、漏えい原因、漏えい経路などの情報の分類、JOモデル(JNSA Damage Operation Model for Individual Information Leak)を用いた想定損害賠償額などを分析した結果をまとめたもの。過去8年間の蓄積されたデータを元にした経年変化の分析結果も報告している。