SECCON 2014 参加者2000名を計画、今年から海外からの参加も受付(JNSA) | ScanNetSecurity
2024.03.28(木)

SECCON 2014 参加者2000名を計画、今年から海外からの参加も受付(JNSA)

特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)は6月10日、サイバーセキュリティ人材の育成を目的とした国内最大規模の技術競技大会「SECCON 2014」の実施計画を公表した。

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特定非営利活動法人日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)は6月10日、サイバーセキュリティ人材の育成を目的とした国内最大規模の技術競技大会「SECCON 2014」の実施計画を公表した。

第3回を迎える今回から海外からの参加受付が可能になる。また、女性セキュリティ技術者コミュニティ構築を目的とした女性限定のワークショップが開催される他、参加者向けにメールマガジンを創刊し、過去大会の過去問とその分析などを掲載し、初心者の参加ハードルを下げる。

第2回の「SECCON 2013」は、のべ1,319名、509チームが参加した。「SECCON 2014」は2,000名の参加を計画しているという。

女性限定の入門者向けワークショップ CTF for GIRLS が6月29日開催されるのを皮切りに、オンライン予選が7月19日から3日間、英語版オンライン予選が12月16日から2日間開催される他、横浜で9月2日から3日間、長野で9月27日から2日間、札幌で10月25日から2日間、大阪で11月9日に地方大会が行われる。決勝戦は2015年2月7日、東京電機大学で開催予定。

昨年27社が協賛したスポンサー枠は、6月10日時点で実施予定も含めてすでに20社が協賛に名乗りを上げている。

また、内閣官房情報通信技術総合戦略室、総務省、文部科学省、経済産業省、警察庁などの各後援団体の来賓者がそれぞれ挨拶し、参加者と事務局にエールを送った。各省庁及び機関の主なメッセージは以下の通り。

・内閣官房情報通信技術(IT)総合戦略室「セキュリティの人材育成は急務であり、CTFが、その裾野拡大につながることに期待する」

・内閣官房情報セキュリティセンター「高度な人材は教えて育つものではない。CTFイベントに期待する」

・総務省 情報流通行政局 情報流通振興課 情報セキュリティ対策室「総務省所管のNICTが開発したネットワーク可視化分析システムNIRVANAを通じてCTFの面白さを可視化できた」

・文部科学省 高等教育局 専門教育課「ITなくしては生活が成り立たない現在、ICT環境を支える人材を育てるために文部科学省としてCTFに後援する」

・経済産業省 商務情報政策局 情報処理振興課「CTFを通じて日本の企業を守る人材として育って欲しい」

・警察庁 情報通信局 情報技術解析課「自分も、同期も、上司も、部下もSECCONに参加して技術を磨いています!」
《高橋 潤哉( Junya Takahashi )》

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