独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月2日、Apple社が提供する複数の製品に脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。これはApple社が各製品向けのセキュリティアップデートを公開したことを受けたもの。「iOS 7.1.2 より前のバージョン」「Apple TV 6.2 より前のバージョン」「OS X Mavericks v10.9.4 より前のバージョン」「Safari 6.1.5 より前のバージョン」「Safari 7.0.5 より前のバージョン」には、複数の脆弱性が存在する。想定される影響は各脆弱性により異なるが、DoS攻撃や任意のコードが実行されたり、細工されたURLにより postMessage の origin を正しく判別できないなどの影響を受ける可能性がある。JVNでは、Apple社が提供する情報をもとに各製品を最新版へアップデートするよう呼びかけている。