社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は6月24日、沖縄県警生活保安課と那覇署が6月19日、海外の動画配信サイトのサーバを通じてアニメ作品を無断配信していた札幌市の契約社員男性(48歳)を、著作権法違反の疑いで那覇地検に送致したことを著作権侵害事件として発表した。男性は「小遣い稼ぎのためアップロードした」などと犯行を認めている。男性は2014年1月3日、シンエイ動画株式会社が著作権を有する「クレヨンしんちゃん/バカうまっ!B級グルメサバイバル!!」の動画ファイルを、また同月29日、株式会社手塚プロダクションが著作権を有する「ブラック・ジャック FINAL KARTE11」の動画ファイルを「FC2, Inc.」管理のサーバコンピュータに記録することにより、不特定多数のインターネットユーザに対して送信できるようにし、著作権(公衆送信権)を侵害した疑いが持たれている。