独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月4日、株式会社日本情報化農業研究所が提供するオープンソースのコンテンツ管理システム(CMS)である「SOY CMS」に複数のクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性(CVE-2014-1998)が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「SOY CMS Ver. 1.4.0c およびそれ以前」には、XSSの脆弱性が存在する。この脆弱性が悪用されると、ユーザが当該製品にログインした状態で細工されたページにアクセスした場合、ユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトが実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報を元に最新版へアップデートするよう呼びかけている。