順天堂大学医学部附属順天堂医院は1月23日、同院に受診歴のある一部の患者の個人情報を含むUSBメモリの紛失が発生したと発表した。これは2013年1月7日、同院に勤務する職員が個人情報を含むUSBメモリを紛失していたことが判明したというもの。紛失判明後、直ちに捜索を開始し、所轄警察署に遺失物の届出を行い、全力を挙げて捜索を継続しているが、発見には至っていない。紛失したUSBメモリには、平成21年1月から平成23年12月までに同院で微生物検査を実施した一部の患者の個人情報(氏名、性別、生年月日、検査材料)227名分が保存されていた。同院では個人情報の院外持ち出しの禁止、および匿名化や施錠のルールが定めているが、当該職員はこれらのルールを遵守していなかったことが判明している。