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2018.02.23(金)

ブートキットとして動作するAndroidトロイの木馬、世界で35万台が感染(Dr.WEB)

脆弱性と脅威 脅威動向

株式会社Doctor Web Pacific(Dr.WEB)は1月30日、Androidを狙った危険なトロイの木馬について注意喚起を発表した。現時点で、スペイン、イタリア、ドイツ、ロシア、ブラジル、アメリカ、および東南アジア数カ国を含むさまざまな国で35万台のモバイルデバイスが感染している。このトロイの木馬は、感染したデバイスのメモリ内に潜み、OS起動の早い段階で自身を起動させてブートキットとして動作する。これにより、トロイの木馬がデバイスのファイルシステムを改変する前に削除される可能性を非常に低くしている。

「Dr.Web Anti-virus」では「Android.Oldboot.1」として検出されるこのトロイの木馬は、コンポーネントのひとつをファイルシステムのブートセクター内に置き、OSコンポーネントを起動するためのinitスクリプトを改変するという手法を使っている。モバイルデバイスの起動後にインストールされたAndroid.Oldbootが削除された場合でも、コンポーネントimei_chkはメモリ内に残るため、デバイスが次に起動されると再びマルウェアをインストールしてシステムを感染させる。

Android.Oldbootの一部は、Androidアプリケーションとしてインストールされてシステムサービスとして動作し、その後、libgooglekernel.soライブラリを使用してリモートサーバに接続し、さまざまなコマンド(特定のアプリケーションをダウンロード・インストール・削除するなど)を受け取る。
《吉澤 亨史》

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