一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)は1月17日、ファイル共有ソフト「Cabos」を用いた著作権侵害事件について発表した。これは北海道警察本部サイバー犯罪対策課および北海道札幌方面江別警察署が1月16日、「Cabos」を使用してインターネット上に音楽ファイル等を公開していた札幌市内在住の女性(28歳)を、札幌地方検察庁に送致したというもの。JASRACは、この女性に対し2013年10月31日に告訴していた。警察の調べによると、この女性は父親の手ほどきを受けてCabosを使い始めたという。違法行為であることは認識しながらも、好きな音楽や映像を簡単に入手できることを理由に侵害を重ね、JASRACの管理楽曲を収録した音声ファイルや映像ファイルを延べ3,800件以上ダウンロードするとともにインターネット上にアップロードしていた。