一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)は7月19日、福岡県警察本部サイバー犯罪対策課、福岡県うきは警察署、宗像警察署および嘉麻警察署がJASRACの告訴(7月17日)を受け、ファイル共有ソフト「Win MX」を使用してインターネット上に音楽ファイルを公開していた男性4名を著作権法違反(公衆送信権侵害)の疑いで同日に逮捕したと発表した。被疑者らは、兵庫県西脇市在住の30歳、兵庫県神戸市在住の34歳、福岡県福岡市在住の50歳および鹿児島県霧島市在住の55歳で、いずれもJASRACの管理楽曲である音楽ファイルをJASRACに無断でインターネット上に公開し、不特定多数のユーザに対して送信できるようにして著作権(公衆送信権)を侵害した容疑が持たれている。また、同じく「Win MX」を使用してJASRACの有する著作権(公衆送信権)を侵害したとしてJASRACが福岡県朝倉警察署に告訴(7月9日)していた案件について、同署は7月18日、大阪府枚方市在住の男性(47歳)を福岡地方検察庁に書類送致した。