独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月23日、DrayTek Corporationの提供するxDSLルータ「DrayTek Vigor2700」のWeb管理画面にコマンドインジェクションの脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。現時点で対策方法は公開されていない。「DrayTek Vigor2700 ファームウェアバージョン 2.8.3 およびそれ以前」のWeb管理画面には、隣接するアクセスポイントのSSIDを保持するvariables.jsの扱いが原因でコマンドインジェクションの脆弱性(CVE-2013-5703)が存在する。この脆弱性が悪用されると、細工されたSSIDを受信することで当該製品上で任意の操作を実行される可能性がある。