「JavaServer Faces」に複数の脆弱性(JVN) | ScanNetSecurity
2024.03.28(木)

「JavaServer Faces」に複数の脆弱性(JVN)

IPAおよびJPCERT/CCは、Oracle社の提供する「JavaServer Faces」に複数の脆弱性が存在すると「JVN」で発表した。

脆弱性と脅威 セキュリティホール・脆弱性
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月17日、Oracle社の提供する「JavaServer Faces」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「JavaServer Faces」は、「Oracle Fusion Middleware」に含まれる Oracle GlassFish Serverコンポーネント、Oracle JDeveloperコンポーネント、Oracle WebLogic Serverコンポーネントなどで使用されている。

「JavaServer Facesを使用しているアプリケーション」には、Improper Limitation of a Pathname to a Restricted Directory('Path Traversal')やIncorrect Control Flow Scopingなどの脆弱性(CVE-2013-3827)が存在する。本脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者に情報を取得される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに対策版へアップデートするよう呼びかけている。なお本脆弱性は、アクセスを制限することで影響を軽減できるとしている。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×