独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月7日、McAfee社が提供する「McAfee Agent」にDoSの脆弱性があると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で注意喚起を発表した。同製品は、各種McAfee製品にインストールされる共通のコンポーネントで、アップデート機能、スケジュール機能、およびエージェント機能などを提供する。「McAfee Agent 4.5 Patch 3 およびそれ以前」および「McAfee Agent 4.6 Patch 3 およびそれ以前」には、DoSの脆弱性(CVE-2013-3627)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者にDoS攻撃を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報などをもとに該当製品をアップデートするよう呼びかけている。なお、「McAfee Agent ポリシーにて ”ePOサーバーからの接続のみを使用する” を有効にする」ことで、本脆弱性の影響を軽減することが可能としている。