独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は10月2日、マルチコアCPUの共有L3キャッシュに対するサイドチャネル攻撃手法が公開されたと「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で注意喚起を発表した。影響を受ける製品は複数存在する。マルチコアCPUの共有L3キャッシュに対するサイドチャネル攻撃手法が公開されている。この問題は、情報漏えいの脆弱性(CVE-2013-4242)の一種を悪用するもの。共有L3キャッシュを通じて、他のプロセスからメモリ内容を推測される可能性があり、結果として機密情報などを取得される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報などをもとに該当製品をアップデートするよう呼びかけている。