GMOインターネット株式会社「お名前.com」の一部サービスが不正アクセスを受け、不正アクセスの実証コードが脆弱性情報を扱うメーリングリストへ投稿された。これは、Apache Struts2の脆弱性(S2-016:CVE-2013-2251)が悪用された可能性があるもので、「Biglobe会員向けダイナミックDNSサービス」において発生したという。これによりサーバ内の情報が閲覧された可能性がある。本件について「まとめサイト」では、8月9日にWooYun.orgへ「お名前.com」の脆弱性情報が公開されたが、「無視している」として9月23日に脆弱性情報の詳細を公開した。10月13日には、WooYunの関係者と思われる人物が脆弱性情報サイト「Full Disclosure mailing list」に「お名前.com」の脆弱性情報を投稿し、10月15日には「お名前.com」が緊急メンテナンスを実施している。