一般社団法人日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)は6日、 インターネット資源管理の歴史を中心にまとめた「インターネット歴史年表 正式版」を公開した。 JPNICは、1991年12月にJNICとして設立され、1993年にプロバイダを会員として会費によって運営する任意団体JPNICへと改組した。今年2013年4月に20年という節目を迎えるため、たどってきた道筋とインターネット全体の歴史について記録し、 わかりやすくまとめようとする活動に着手している。歴史年表は、その活動の一環となる。 年表は「海外での出来事」「JPNIC/日本での資源管理」「日本での出来事」の3つに大きく分かれており、9つのカテゴリが用意されている。カテゴリ毎に項目の表示/非表示が設定可能。 6月公開されたベータ版からは、約150件の出来事が追加。また「法制度」「セキュリティ」の両カテゴリーを新たに増設されている。「セキュリティ」カテゴリの追加については、JPCERTコーディネーションセンターの協力を得て実現したとのこと。正式版と合わせて英語版も公開されている。