独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は9月6日、VMwareが提供する「VMware ESX」および「ESXi」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「VMware ESXi 5.0 without patch ESXi500-201203101-SG」などには、バッファオーバーフローの脆弱性(CVE-2013-3657)および、ディレクトリトラバーサルの脆弱性(CVE-2013-3658)が存在する。この脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者にDoS攻撃を受けたり、任意のコードの実行、ホストOS上の任意のファイルを削除されるなどの影響を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに各バージョンに対応したアップデートを適用するよう呼びかけている。