株式会社paperboy&co.は9月2日、同社が提供する「ロリポップ!レンタルサーバー」において、第三者からの大規模攻撃によりWordPressを利用しているユーザのサイトが改ざんされる被害が発生したことについて、続報を発表した。これは8月29日に確認されたもので、ユーザの管理画面に不正アクセスされ、8,438件のサイトでデータの改ざんや不正ファイルの設置がなされたというもの。8月30日には、改ざんの手法としてWordPressのプラグインやテーマの脆弱性を侵入経路として、同社のパーミッションの設定不備を利用されたことが原因であることを確認したと発表している。WordPressの設定ファイルであるwp-config.phpからデータベース接続に必要な情報を抜き出して情報を書き換えられたもので、それ以外のデータに影響はないとしている。同社では引き続き対策を進めており、随時その進捗状況を発表している。