株式会社シマンテックと株式会社共同通信デジタルは7月5日、ネット選挙解禁を受けた議員・候補者のなりすまし対策において、共同で新サービスを提供すると発表した。具体的には、認証された議員および候補者のWebサイトやソーシャルメディアのURLを掲載する情報サイト「THE OFFICIALS」の提供開始と、議員・候補者の個人認証サービスの販売を同5日より開始した。またシマンテックは、これまで企業や団体向けのドメイン認証サービスとして提供していたトラストシールを、政党だけでなく議員・候補者など個人に対する認証サービスまで拡大し、共同通信デジタルがその販売を開始する。「THE OFFICIALS」に掲載される議員・候補者の公式Webサイト、公式ツイッター、公式フェイスブックについて、そのアカウントが本人の運営するもので間違いないかを、共同通信デジタルが確認したURLに対して、シマンテックがその実在性を認証し、サイト上でサイトの安心、安全を示す「ノートン セキュアドシール」を表示させるサービスを開始する。今回提供する「ノートン セキュアドシール」は、共同通信デジタルとシマンテックのロゴを配した、オリジナルのダブルブランド仕様となる。これにより、有権者は議員および候補者の公式なソーシャルメディアやWebサイトを確認し、正確な情報を入手することが可能になる。