独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月19日、Oracleが提供するOracle Java Development Toolkit(JDK)に含まれる「Oracle Javadoc ツール」に脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。なお、本脆弱性は「Oracle Java SE Critical Patch Update June 2013」で修正されている。「Java Development Toolkit(JDK)7 Update 21 およびそれ以前」「Java Development Toolkit(JDK)6 Update 45 およびそれ以前」「Java Development Toolkit(JDK)5.0 Update 45 およびそれ以前」「JavaFX 2.2.21 およびそれ以前」に含まれるJavadocツールで生成したHTMLファイルには、ページ内のフレームに任意のWebサイトのコンテンツを表示できる脆弱性(CVE-2013-1571)が存在する。この脆弱性が悪用されると、Webページ内のフレームに任意のWebサイトのコンテンツを表示され、フィッシング詐欺などに使用される可能性がある。