独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は5月13日、OpenPNEプロジェクトが提供するオープンソースのSNSエンジン「OpenPNE」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「OpenPNE 3.4.21 およびそれ以前」「OpenPNE 3.6.9 およびそれ以前」「OpenPNE 3.8.5 およびそれ以前」の管理画面には、携帯版配色設定の項目に入力されたデータ処理の問題が原因でXSSの脆弱性(CVE-2013-2309)が存在する。この脆弱性が悪用されると、管理者としてログインしているユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報を元に最新版へアップデートするよう呼びかけている。