日本マイクロソフト株式会社は4月23日、セキュリティ更新プログラム「2840149」の再提供を開始したと発表した。これは、「MS13-036」で提供したセキュリティ更新プログラム(2823324)の適用後、特定の環境下でSTOPエラーが発生し、Windowsが正常に起動しない、あるいは特定のアプリケーションが正しく動作しない現象が発生する場合があることを確認し、セキュリティ更新プログラムの配信を停止していたもの。今回のセキュリティ更新プログラムの影響を受けるOSは、Windows Vista(x86/x64)、Windows Server 2008(x86/x64/ia64)、Windows 7(x86/x64)、Windows Server 2008 R2(x64/ia64)。これらのNTFS Kernel用に今回提供されたセキュリティ更新プログラムは、元のセキュリティ更新プログラムに置き換わるもの。すでにアンインストールしたユーザはインストールを行い、問題が発生していないユーザにも適用するよう呼びかけている。その場合、元のセキュリティ更新プログラムをアンインストールするよう強く推奨している。