独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月29日、オムロンソフトウェア株式会社が提供する日本語入力ソフトウェア「OpenWnn」にアクセス制限不備の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。Android版の「OpenWnn Version 1.3.5 およびそれ以前」には、アクセス制限不備の脆弱性(CVE-2013-2301)が存在する。この脆弱性が悪用されると、ユーザが他の不正なAndroidアプリケーションを使用した場合、当該製品のデータ領域にある情報が漏えいする可能性がある。JVNでは、各開発者や販売元が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。