第一工業株式会社は4月16日、3月25日に公表した同社へのサイバー攻撃について、第二報を発表した。
同社では3月25日にサイバー攻撃の影響を受け、一部のサーバでシステム障害が発生しており、専門機関と連携して影響範囲の特定と原因調査を進めていた。
同社で外部専門家に委嘱して、ファストフォレンジック調査、各種サーバのログ解析、EDRによる端末監視ログの分析を実施した初期調査によると、攻撃者は同社データセンター内に設置しているVPN装置から侵入した可能性が高いという。
現時点で確認されている被害は、同社データセンター内のドメイン参加サーバおよびNetApp上のファイルに限定されており、下記のシステムおよびネットワークについては、不正侵入や被害の痕跡は確認されていない。
・各個人のクライアント端末に保存されているデータ
・ドメインを利用していない基幹システム
・搬送事業部門・BPS事業領域のネットワークに属するホスト
また現時点で、個人情報および顧客情報を含む外部への情報漏えいを示す証跡や不正利用による被害、攻撃者リークサイト上での情報公開は確認されていない。
同社ではシステム等の復旧について、安全性の確認を最優先とし段階的に進める。
なお、攻撃者によりログの削除等が行われ、侵入経路や攻撃手法の詳細、被害範囲を完全に特定することは困難な状況で、引き続き慎重な調査を継続するとのこと。




