独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は3月11日、GroundWork Open Source社が開発を行っているサーバ監視ツール「GroundWork Monitor Enterprise」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。「GroundWork Monitor Enterprise 6.7.0」には、認証不備、クロスサイトスクリプティング、OSコマンドインジェクションなど、複数の脆弱性が存在する。これらの脆弱性が悪用されると、リモートの攻撃者に管理画面を書き換えられたり、センシティブな情報を取得されたり、アプリケーションの権限で任意の OS コマンドを実行されるなど複数の影響を受ける可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに設定ファイルをアップデートし、Apache Webサーバを再起動するよう呼びかけている。