UCC上島珈琲株式会社は1月7日、同社ホームページの一部サイトのサーバに対して不正アクセスの痕跡があり、会員の個人情報が改ざんされるという被害があったと発表した。これは同社担当者が1月4日、UCCホームページ会員向けのサービス「UCCコーヒーノート」および「UCCコーヒークーポン」の会員データに異常を発見し、直ちに社内ならびに当該サイトの運営委託会社、セキュリティ専門の外部調査機関による調査を開始したというもの。調査の結果、同社一部サーバに対して1月2日15時頃から22時頃の間に不正アクセスの痕跡があり、会員の個人情報が改ざんされていることが判明した。同社では1月5日3時に当該サイトを閉鎖するとともに、そのサイトが提供するサービスを停止している。改ざんが確認されたサーバには、約47万人の会員の個人情報(氏名、住所、性別、メールアドレス、電話番号、ID番号、パスワード)が管理されていた。