Javaで開発されたRATが今後普及する可能性を示唆、対策を推奨(エフセキュアブログ) | ScanNetSecurity
2021.07.23(金)

Javaで開発されたRATが今後普及する可能性を示唆、対策を推奨(エフセキュアブログ)

ラックの岩井博樹氏は、ゲストブロガーとして参加するエフセキュアブログで、Javaで開発されたRAT(Remote Administration Tool:いわゆるトロイの木馬)について紹介している。

脆弱性と脅威 脅威動向
株式会社ラックの岩井博樹氏は、ゲストブロガーとして参加するエフセキュアブログで10月31日、Javaで開発されたRAT(Remote Administration Tool:いわゆるトロイの木馬)についてブログで紹介している。最近話題の「遠隔操作ウイルス」事件によって、ようやくRATが一般的に認知されてきた。ただし、RAT自体は10年以上前から存在しており、世界中で開発されている。RAT開発者の職業もここ数年で非常に幅広くなっている。岩井氏が2年前、とあるアンダーグラウンド・マーケットでRATの開発者にインタビューしたところ、その開発者は高校生だったという。

誰もがマルウェアを開発できる環境が整いつつある中で、岩井氏はここ数年、Javaで開発されたRATに注目している。その理由の主なものに、「マルチプラットフォーム対応なので標的となるOSが幅広く、近い将来に流行するかもしれないこと」「実行ファイル(EXEやDLL)ではなくJARファイルが利用されること(防御レベルが少々手薄)」「一般のJavaプログラムの実行と区別しにくいこと」を挙げている。これらの理由から、Java RATが近い将来に普及し始める可能性があると指摘している。岩井氏は対策として、OSなどのバックアップ機能を利用する」「ネットワーク・トラフィックからファイルを抽出する」「怪しいと思ったら証拠保全(フォレンジック)を行う」など、検体が抽出しやすい環境を整えておくことを推奨している。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×